「歩飲(ほいん)」をご存知だろうか。文字通り歩きながら(酒を)飲むので歩飲というのだ。何を今更あらたまって、とそんなことをと思うかもしれない。
実は路上飲酒が禁止されている国は少なくない。たとえばアメリカ。ほとんどの州で禁止されている。
でもここは日本。路上飲酒は禁止されていないしコンビニに行けばいつでもお酒が買える。節度を持って路上飲酒する分には別に問題はない(ハメの外し過ぎはNG!!)。だったら飲もうじゃないか。
歩きながら飲めるのは日本の文化!!
みんなでも一人でも。歩こう、そして飲もう。歩飲は最高に健康的で不健康なカルチャーだ
というわけで、これから不定期で歩飲を愛する者たち、通称「ホイナー」に話を聞いてみたいと思う。まずはパイロット版として、今これを書いてる私、外山鉛の紹介をどうぞ。
ホイナー(歩飲者)紹介
外山鉛(沈む鉛)
あなたの暮らしを重くする2ピースドゥームバンド「沈む鉛」でベースとボーカルを、中学生棺桶ではベース、そして重生活Magazineの運営をしてます、外山鉛(@toyamanamari)と申します。根暗で陰キャなのにスケートボード、BMX、ピストバイクに乗るという趣味が陽キャな自分でもよくわかんない人間です。
歩飲の魅力
考え事ってじっとしているときより動いているときのほうがいいらしいんです。で、散歩がてらこう、プシュっとね。って感じで。考え事が捗るというか妄想が暴走するというか。いいことなのかな?いいことだと思いたい。
思考の整理。妄想のしたため。過去の偉人もみんな歩いてる。『純粋理性批判』でお馴染みイヌマエル・カントも毎日仕事を終えた後決まった時間に散歩をしていたし。
現代音楽家エリック・サティも散歩が習慣でいつも五線譜を持ち歩いてメロディを思いついたらすぐに書き留めていたという。
倒産寸前のAppleの経営を立て直しiPhoneをはじめ数々のプロダクト、サービスを生み出したスティーブ・ジョブズも散歩が日課でミーティングも散歩しながら行っていたなんてエピソードも残っている。
そう、何かを生み出すためには散歩は必要不可欠!!有名になりたい?何者かになりたい?だったら答えはひとつ。
歩け
その足で、一歩一歩。地面を踏み締めるように・・・なんて歩かなくていいからとりあえず歩いちゃおうよ。YOU、歩いちゃいなよっ!!ってそんな感じのノリで。
こんなときどんな顔をしたらいいかわからない?歩けばいいと思うよ。初号機に乗れなかった俺たちは自分の足で歩けばいいんだ。
これから歩飲を始める人へのアドバイス
なんの準備も道具もいらない!必要なのはこれを読んだ後コンビニに行って酒を買ってそのまま歩き出せば、君も立派なホイナーさ。さあ歩き出そう!酒を飲みながら踏み出すその一歩一歩が明日への活力、希望へと変わっていくのだ。恐れることなんてないさ。
勇気を出して、プルタブを引いて、踏み出そう。
歩飲におすすめのお酒
だいたい飲むのはチューハイが多い。特に好きなのがKIRINの本搾り。果汁とお酒だけで作られていて変な混ぜ物が入っていない!だからおいしいし、安酒特有の悪酔感もない気がする。星の数ほどチューハイはあるけれど、混ぜ物が入っていないチューハイってほんと少ない!!ストゼロなんて危険な飲み物俺にはいらない。担当被りは伝票で殺せ!!Kill the DOUTAN!!いやいやそんなこと言っちゃぴえんだよ。
話が逸れた。えーっと特におすすめなのがピンクグレープフルーツ味。糖分が入ってないから変な甘さもなくてスッキリとした味わいで飲みやすい。グレープフルーツジュースってずっと嫌いだったんだ。なんでジュースのくせに苦いんだって。でも今ならわかるね、グレープフルーツジュースの良さを。苦味って人生そのものなんだよ。
え、何を言ってるかわかんないって?大丈夫、俺もだよ。
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