「歩飲(ほいん)」をご存知だろうか。文字通り歩きながら(酒を)飲むので歩飲というのだ。
歩飲は最高に健康的で不健康なカルチャー をモットーに不定期で歩飲を愛する者たち、通称「ホイナー」に話を聞いてみたいと思う。第十四回は拷問氏。
ホイナー（歩飲者）紹介
拷問(endless summer, room10.4)[@2saiG_bass]
拷問です。本名はアザミです。endless summerというテクノ整体ユニットでDJを。room10.4というバンドではギターを担当しています。本業はライヴハウス店員。中野MOONSTEPと初台WALLという綺麗で明るいライヴハウスで働いています。最近、痛風デビューを果たした新進気鋭の生活習慣病患者です。
歩飲の魅力
歩飲の魅力は歩飲者の数だけあります。素敵ですね。
僕の場合、歩飲の魅力は気安さにあると思っています。遠慮せず、気楽に…
お酒の場は基本的に楽しい場ですが、その時その場の環境次第でシンプルにお酒を楽しむ事が難しい事もありますよね。
『今日は無礼講！何してもいいぞ！』なんて言う上司も何だかんだ次の日、こっちの粗相を指摘してきますからね。
かつて酔っ払ってお互いに坊主にし合った上司に翌日マジで殴られてから無礼講を信じていません。
そうでなくても、気を使う相手や場所ってありますから。
また歩飲は読んで字の如く、散歩としての側面もあります。
見知った通勤路でも心にゆとりを持って歩くだけで楽しいですし、知らない街を散策して思いがけない出会いに心躍らせる事もあります。先日、はじめて日暮里に行ってみたのですが現役のテレクラを見つけて涙が出ました。
ゆっくりと、その道、その街を楽しむのにお酒はとても相性が良いと思っています。
1人で物思いに耽り、歩き、飲んでも良い。
心許せる家族、友人とテレクラをつまみに飲んでも良い。
歩飲は心の中の小さな宇宙、その自由と可能性に向き合える事こそが歩飲の魅力なのかもしれませんね。
これから歩飲を始める人へのアドバイス
歩飲の魅力の１つは気安さ。
よし！歩飲者デビューじゃ！と意気込まず、まずは1番近いコンビニ、酒屋、お酒の買えるお店へ。
好きなお酒を手に取って購入、道へ繰り出しプルタブを開けたその時__
ﾌﾟｼｭｯ__ おめでとうございます、これであなたも歩飲者。ここからはフリースタイル。自分だけの発見を楽しみ、酔ってください。
あ、つまみはカルパスとか片手で食べれる物にするのがオススメです。これはマジアドバイス。
あと酒買うときに袋も貰っておくと街でゴミ箱見つけられなかった時とか、ヤバい時にゲロ袋に出来るから助かります。
ルールを守って楽しく歩飲を。
歩飲におすすめのお酒
タカラ「焼酎ハイボール」シリーズよりドライをオススメさせてください。
酒飲みの方なら分かる方も多いと思うのですが、もう結局、味とかいらなくないですか？
僕は普段から酒量が多く、歩飲にしても長いと12時間ぐらい歩き、飲み続けてしまうのでクセの強いお酒だと辛くなってきてしまう事が…
僕はその理論でドライを推しますが、このシリーズは味の種類も豊富、そして全て味付けが強くなくサッパリと飲みやすいのが特徴で、無味すぎるとキツいみたいな人にはレモンやラムネなんかも良いかと。
ちなみに、一部商品を除き糖質、甘味料、プリン体ゼロ！と健康志向なのも特徴ですが、これしか飲まない僕は普通にめちゃくちゃ痛風になりました。
本人広告枠
歩飲熱が高く長くなってしまいました。色々やっているのですが、歩飲に関係ないので気になる方はTwitter、僕はTwitterと呼び続けますが、Twitterをチェックしてみてください。バンドやら仕事やらパーティーやらの情報をまとめています。歩飲のお誘い大歓迎です。雪でも飲みます。
