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重たいからこそいい、鉄のフライパン

重たいからこそいい、鉄のフライパン

ふんわり焼きたてのトーストとカリカリに焼いた目玉焼き。淹れたてのコーヒーは香ばしい香りを漂わせている、そんな朝・・・

みたいなキラキラの朝を過ごしてる訳でもなく。

いっけなーい遅刻遅刻!と言いながらトーストを口に咥えて慌てて家を飛び出すみたいなコミカルな朝を迎える・・・わけでもなく。ただ可も不可もなくこれ以上でもこれ以下でもない、特筆することのない朝を迎える。そんな日常。

だけどもそれなりに満足もしている。そんな何の変哲のない朝を少しだけ、ほんの少しだけ贅沢な時間に変えてくれるのが鉄のフライパンだ。鉄のフライパンで焼く目玉焼きもベーコンもめちゃくちゃおいしい。朝食だけに限らず焼くことに関してはしっかり火が通ってテフロンのフライパンとは全然違う焼き具合になる。

かれこれ鉄のフライパンを9年くらい使っている。スキレットの8インチのやつだ。鋳鉄なのでめちゃくちゃ重い。フタもすると片手で持ち上げられないくらい重い。

鉄のフライパンと聞くとどうしても手入れが面倒というイメージがある。確かによくある一般的なテフロン加工のされたフライパンに比べれば面倒だし、多少気を使わないといけない。でも慣れてくればそんなに面倒に感じなくなる。

使い始めにすること

鉄のフライパンはシーズニングといって油に馴らす作業が必要になってくるのだけど、自分が使っているロッジのスキレットは不要らしい。買ったらまずは全体を洗剤でよく洗ってあとは火にかけて乾かすだけ。

使い方

鉄のフライパンで調理するときはよく温めないといけない。フライパンを火にかけうっすら白い煙が立ってきたらサラダ油を入れて全体に馴染ませる。冷たい状態でいきなり使おうとしても具材がフライパンにひっつきやすくなってしまう。

洗い方

使い終わったらお湯とたわしやささらで汚れを落とす。基本洗剤は使わない。どんどん油を馴染ませてフライパンに油膜を作りたいからだ。とはいえ汚れがしつこかったり匂いが気になるときもあるだろう。そういうときは自分の場合気にせず洗剤を使う。油膜が全然できてないときにやるのはよくないかもしれないが、ある程度油膜が張ってきたら洗剤を使っても問題なさそうに思える。

洗い終わったら空焚きをして(目を離さないよう注意)フライパンに残った水分を飛ばす。そしたら今度はキッチンペーパーなどを使って全体に油を塗る。錆びるのを防ぐためだ。専用のクリームもあるらしいが、普通のサラダ油で十分。ちなみに自分は油を塗る用のハケを使っている。

気をつけること

気をつけることといえば、長期保管するときは普段の手入れの時と同じように油を薄く塗るのと新聞紙でくるんであげること。こうすることでサビを防げる。

あと、トマト料理だとか酸性の食材を長時間フライパンに入れたままにしない。鉄が酸で溶け出して、料理に混ざってしまい体に悪い。

感想

気をつけることと手入れが少し面倒に感じるだけで他は割と雑に扱っても平気。オーブンに入れてそのまま料理もできちゃうし、結構便利だったりもする。手入れも慣れてしまえばどうってことない。

初めて鉄のフライパンを使って肉を焼いた時には驚いた。それまでも同様に買っていたスーパーの豚肉が外はカリッと焼けてとてもジューシーに感じた。

やっぱり重たいことはいいことだ。